パーソナルカラーを受けようと思った理由

メイクやおしゃれには興味がないけど、とりあえず垢抜けたいから!
私はメイクやファッションにあまり興味が無く、なんとなくの感覚でコスメや服を選んでいるうちに気付けばにアラサーになっていました。
化粧を覚え始めた大学生時代なんて、母から貰った化粧品をテキトーに塗ってたし、
唇に至っては、「リップ?唇なんて赤いもんなんだから塗らなくても良くない?」と思って買おうとすらしなかった。
本当に全くメイクに興味なかった。
そんなんだからなんだろうけど、「高校まで芋だった子が、大学生になったら垢抜けて可愛くなってる〜!」みたいなのが、自分には一切無かった。
「私もとびきり垢抜けたいな……」
ってなんとなく思ってたけど、コスメは色が豊富だし服もいろんな形があるしで極端な話、「白って200種類あんねん。」の中から自分の似合う「白」を自力で見つけるのは難しいし追求する気力はない。
でも、ダサいまま歳をとるのは嫌。
アラサーなんだから流石にそろそろ少しくらいは垢抜けしないとマズイよな……
といろいろ悩んでいたところ、『パーソナルカラー診断』の存在を知る。

今の私が始められる垢抜けへの第一歩ってこれじゃん!やってみよ〜
って思った。
お洒落やメイクが好きな人からしたら、
- 「パーソナルカラーなんて気にしないで、好きな色の服着ればいーじゃん!」
- 「好きな色のコスメでメイクしたい!パーソナルカラーとか知らん!」
なんて意見もあるみたいだけど、
私の場合は、
『好きな色でメイクをしたい!』
『好きな色の服が着たい!』
みたいなのがそもそも無くて、要するに
「お洒落はよくわかんないけど、ダサく見られたくない。垢抜けたい!」
と思ってパーソナルカラー診断を受けようと思った。
パーソナルカラーとは?
第三者から見て似合う色のことです。
「NPO法人日本パーソナルカラー協会」公式HP
その人の肌、瞳、唇などの色に調和する色(似合う色のグループ)のことです。
診断前の私について
診断前の私がなんとなく感じていたことは下記の通り。
- イエベとブルベ、春、夏、秋、冬みたいなのがあるのは知ってる
- 自分が何べでどの季節が合うのか予想すら出来ないほど知識が無い
- だからどれが好きとかも無い(そもそもよくわかってない)
- 事前のヒアリングシートに『着てみたい色:黄色と青』と書いてしまう(イエベブルベ診断なのに…)
- なんとなくオレンジ系とアースカラーの服に苦手意識がある
- なんとなくキャメル色のコートは合わないと思ってる
これくらいのペラペラに知識で診断を受けに行きました。(今思えば、もう少し勉強してから受けた方が絶対楽しかった。)
いざ診断スタート!
イエベorブルベの診断
例の布(ドレープ)を当てる前に、先生に目をじっと見られ、「瞳の縁が青いですね」と言われる。
この時までは、「日本人の瞳の縁は自分と同じくみんな青いもの」だと思って生きてきたから正直かなり驚いた。よく考えればそんなことないよね(笑)
でも、他人の瞳なんてほとんど意識して見たことなんかなかったからそういう観点もあるのか〜と感心してしまった。
その後、最初にゴールドとシルバーのドレープを当てられる。
「これでイエベかブルベか分かります!」って言われたんだけど、正直、どっちの方が良く見えるか全然わからなかった。
「シルバーの方が顔が映えますね」と言われ、この時点でブルベなのが判明する。
パーソナルカラー診断
春・夏・秋・冬のドレープを順番に当てられる。
「秋と冬はなんか違うと思う……」
「春が1番良い感じかも…てか春の色好きかも!可愛い!」
なんて少し興味を持ち始めていると、「夏が1番似合いますね!」と言われた。
えっっ!!?春じゃないの!!!???少しだけショックを受ける。
いや、春の方が似合ってるだろ…?なんて内心思ったけど、同席してた姉にも「夏の方が合ってる」と言われる。
まぁ主観と客観は変わるもんだよな…と自分を納得させた。よく見れば夏のカラーも可愛いじゃん…!ってことで、
【診断結果】1stブルベ夏、2ndイエベ春
でした。
オレンジ、アースカラーキャメル色はなんとなく似合わない、黒目の周りが青いとかの伏線が回収されてた。気持ちいい〜。
その後はベストカラーを選んでもらった。


- とにかく明るい色が似合う
- レモンイエローがとても似合う
- ベーシックカラーはココアブラウン・ネイビーにすると良い。
とのこと。
レモンイエローが似合うから2ndが春になったのかもしれない。
結果、希望通り黄色の服も青色の服も着れるじゃん!やったね!
いつもコスメを見てもらう
診断後は普段使っているコスメを見てもらった。
今まで感覚で選んでたアイシャドウはほとんどイエベ寄りの色だった。
あ〜合ってなかったのか〜だからイマイチ垢抜けられなかったんだな〜とショックを受ける。
でも、似合う色がわかったんだからこれから余計な出費をしなくて済むし、なにより、ついにこれから垢抜けられる〜!と嬉しくなった。
他にもいろいろ勉強になったことはあるけど、特に驚いたのはリップの色。今まで視界にすら入らなかった淡くて紫っぽい色が似合うらしい。
「リップと言えば赤!」とコスメに興味ない私からしたらありえない色だったので、「ほぼ紫じゃん!!口にこんな色塗って大丈夫なの!!?」って思ったのが正直なところ。

でも実際塗ってみたらめちゃくちゃ馴染んだし映えたしで衝撃だった!
リップ以外でも、今までの自分では絶対に選ばなかった色が合うと言われて、世界がパッと広くなったように感じた。
これでコスメに悩まなくて済むぞ〜!あと服も〜!やった〜!
でも、白と黒の服は無難で着るの楽なんだよな〜着ない方が良いのかな〜と思って先生に聞いて見ると、「パーソナルカラーは自分の顔が明るく見える色なので、顔周り以外は別に気にしなくても大丈夫!」って言われた。良かった〜!
診断後のこと
診断後は、すぐにコスメや服を見にショッピングセンターへ。
同席した姉と一緒に「これ似合う色じゃん」「あ〜やっぱ似合うね〜」とかキャッキャしながらショッピングを楽しんだ。
私はメイクやおしゃれにあんまり興味なかったから似合うか似合わないを考えればいいだけで選ぶのに迷うことはほぼなくなり、似合うってわかってる物を見ると気分は上がり、そうなるとおしゃれって楽しいかもしれない!と思い始めた。
診断後にコスメ売り場に行って個人的に驚いたのは、2色展開の商品はイエベとブルベで分かれていること。
知識なしだった側からしたら「同じコスメでも2種類ずつ出してるのはそういうことだったんだ〜なるほど!」って感心しちゃった。

今まではインスピレーションでどうにか決めていた2択が一瞬で選び取れるようになったのはデカい。タイパ最強。
結果、買い物が楽になった
診断料は決して安くはないけど、これからは無駄な浪費をしなくて済むと思ったらむしろ節約じゃん!と思うくらいには診断を受けて良かったなと思った。
- メイクやおしゃれに興味はないけど、ダサく見られたくない、
- コスメや服に無駄なお金や時間をかけたくない、
- とにかく垢抜けたい、
が全部解決できて、生きるのが本当に楽になったなと思った。
ってことで、私みたいにお洒落に興味がない人こそ、パーソナルカラー診断を受けると案外良いこと尽くしかもしれない。